「熱あたり」って何?夏の疲れは熱のせい!?
- 昭範 川満
- 7月23日
- 読了時間: 4分
こんにちは。沖縄県内のエアコン・空調設備・電気設備の取り付け・施工・メンテナンスの長光電気空調設備です。
例年より早い梅雨明けで、とても暑い日が続いていますね。近年は沖縄より本土のほうが気温が高いのが当たり前になってしまい、気候変動が目に見える形で出てくるようになりました。
このように暑い日が続くと、日中の外出や通勤だけでも体力が奪われ、「すぐに疲れる」「夜寝付けない」「集中力が続かない」「めまいやほてりがある」といった不調が起こりやすくなります。
これらの不調の原因に、「熱」があるかもしれません。
体の中に「熱」がたまっていくことで、不調(=熱あたり)が起こりやすくなるのです。
熱あたりは、以下の項目に多く当てはまる人ほどリスクがあるそうです。
日差しが強い日でも外出することが多い
外出時の暑さ対策にあまり関心がない
室温を気にせず家事や趣味に集中することが多い
エアコンはあまり使いたくない
涼しいところと熱いところを行き来することが多い
人より汗をあまりかかない
自分は「暑さに強いほうだ」と思っている
食事以外であまり水分を取らない
生活のリズムが不規則
真夏の睡眠時にエアコンをつけっぱなしにしない
いかがでしょうか?とはいえ、最近はとにかく暑い!たくさん当てはまる人はもちろん、当てはまらない人も十分に気を付けて、熱あたりの予防対策を行いましょう。
熱あたりの予防対策
日傘や帽子の着用
直射日光を避け、体の中に熱をためないために、日傘や帽子を活用しましょう。
内側が黒い日傘なら、太陽からの熱を傘が吸収してくれるのでおすすめです。
首筋やわきの下を冷やしましょう。
首筋やわきの下には太い血管があり、ここを冷やすことで効率的に体温を下げることができます。
市販のネッククーラーや氷嚢などを活用しましょう。
ハンディファンの利用
市販のハンディファンで汗を蒸発させることで、熱を逃がす効果が期待できます。
ただ、気温が35℃を超えるような場合、熱風を受ける場合があるので、気温30℃前後での使用を心がけてください。
涼しい服装
汗を吸収しやすく、速乾性のある素材で、通気性のあるゆったりとした服装を選びましょう。
また、黒系統の服は熱を吸収しやすいので避けてください。
塩・水分補給
体内の熱を逃がすには、汗をかくことが重要です。
汗と一緒に体内の水分に加え、塩分も流れ出てしまうため、水分と塩分の補給が必要です。
水分補給のポイントは以下の通り。
水分はこまめに補給 一気に飲むと逆に水分が出てしまうので、屋外では100ml程度を20~30分に1回、室内では時間を決めて1日に8回程度、180mlを目安に補給島用。
塩分は朝夕、みそ汁で
運動前や炎天下での仕事にはアイススラリー シャーベットのように細かい氷と水が混ざった飲料をアイススラリーと言います。 運動前や炎天下での活動前に飲むと、体を冷やし、熱あたりのリスク軽減が期待できます。
食事の工夫
旬の野菜やフルーツで、体内の熱を外に逃がすようにしましょう。おすすめの食材は以下の通り。
カリウムを含む海藻類・ほうれん草・キュウリ、バナナ・スイカなど。 →体温を下げてくれます。
ビタミンB1を含む豚肉・大豆・モロヘイヤ・玄米・キノコ類 →暑さからの疲労回復が期待できます。
ビタミンCが多い赤/黄ピーマン・ジャガイモ・キウイフルーツ・アセロラなど →暑さについ良い体を作ります。
クエン酸を含む梅干し・レモン・ゆず・お酢 →暑さからの疲労回復効果が期待できます。
たんぱく質を含む肉・魚・卵・納豆・豆腐など →血流を増やし水をためる筋肉を増やします。
ヨーグルト →腸内環境を整え、食欲や免疫機能を維持してくれます。
睡眠時はエアコンつけっぱなしと水分補給
節電などのために、切タイマーで夜中にエアコンが切れるようにしている人も多いと思いますが、暑さが厳しい日はつけっぱなしで寝ましょう。
設定温度を高めにしても寒いと感じる場合は衣類や毛布などで調整を。
電気代が気になる場合は、2週に1度、フィルター掃除を行いましょう。
最近は、自動フィルター掃除機能を持ったエアコンも多く出てきました。エアコン選びは私たち長光電気空調設備へご相談ください。
また、寝る前にはコップ1杯の水を飲んで水分補給をしておきましょう。
暑さに体を慣れさせる「暑熱順化」を行いましょう
数日から2週間くらい、以下のいずれかを行い、暑さに体を慣れさせましょう。
ウォーキング(1回30分、週5日程度)
ジョギング(1回15分、週5日程度)
サイクリング(1回30分、週3回程度)
筋トレ・ストレッチ(1回30分、週5回~毎日)
入浴(湯温が高いときは短め、湯温が低めの場合はすこし長め。2日に1回程度)
以上、「熱あたり」とその対策についてまとめてみました。エアコンも活用して、暑い夏を乗り切りましょう!



