沖縄・那覇のエアコン取り付け・メンテナンスの長光電気空調設備です。
梅雨が明けて夏本番になりましたね。熱中症を避けるにはエアコンを活用するのが有効ですが、高騰する電気代も気になりますよね。
そこで、エアコンの節電方法を10個まとめました。熱中症を避けつつ、電気代も節約するため、賢く冷房していきましょう!
1. まずはフィルター掃除!
2週間に一度のペースで、フィルターを掃除しましょう。
室内のホコリでフィルターの目が詰まってくると、吸い込む空気の量が減るため、室内が冷えにくくなります。その分多くの電力を消費してしまうため、こまめなフィルター掃除が大切です。
エアコン全面のパネルを開けてフィルターを取り外し、水洗いをするか、掃除機で吸い取ります。
エアコンがキッチンからの油煙を吸い込むなどでフィルターの汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、その後、日陰でよく乾かしてからエアコンに戻しましょう。
一見汚れていないように見えるフィルターにもホコリが付着していることがあります。メタ目が汚れてなくても、シーズン中は2週間に1度はお掃除をお勧めします。
水洗いの際には、ほこりが付着している裏側から水を当てると効率的です。
フィルターの乾燥が不十分なまま取り付けると、雑菌が繁殖し、カビや悪臭の原因となるので注意しましょう。
2. 室外機周辺には物を置かないようにしましょう
室内の熱を吐き出しているのが室外機です。
室外機用カバーなどで温風の吹き出し口がふさがれると空気が通りにくくなり、冷却効率が悪化します。冷房使用時には外すようにしましょう。
また、温風の出口周辺に物を置くと、噴き出した熱風を再び水戻したりして、やはり効率が悪化し、余計な電気代がかかることになります。
3. 室外機は日陰に設置するか、日除けで直射日光を防ぎましょう
室外機は、直射日光があたる場所に設置されることも想定されて作られていますが、直射日光や地面からの照り返しにさらされると高い温度になってしまい、熱を捨てる効率が低下し、電気を余分に使ってしまう場合があります。
室外機の吹き出し口をふさがないように日陰を作ることで電気代を抑えることができます。
室外機の上に濡れタオルを設置する方法は、風に吹かれて吹き出し口や吸い込み口を塞ぎ、逆効果になることがあるので注意が必要です。
4. 除湿ではなく冷房、弱冷房除湿を使うようにしましょう
部屋の温度を下げない除湿の方が省エネになると思われがちですが、除湿は一旦冷やして湿度を除去した空気を温めなおしているので、実は空気を冷やすだけの冷房よりも消費電力は大きくなってしまいます。
最近は「弱冷房除湿」という、弱めの冷房運転で除湿を行うエアコンも増えていますので、エアコン選びの際にはこの点に気を付けて選ぶとよいでしょう。
5. エアコンの風量は「自動」を使いましょう
風量「弱」の方が省エネになりそうな気がしますが、弱だと部屋の空気を少ない空気で冷やさないといけないため、部屋が冷えるまでに時間がかかり、結果としてより多くの電気を使ってしまいます。
風量「自動」だと、先に強い風量で部屋の温度を下げ、その後は微風で室温を維持するため、全体の電気の消費量は少なくて済みます。
6. 暑く感じるときは設定温度を下げるよりも「強風」にしましょう
風量を増やすためにファンが使う電力と、空気を冷やすための圧縮機が使う電力では、圧縮気の方がより多くの電気を消費します。
風量を増やすと、風によって体感温度が下がる効果もあるので、より涼しく感じることができます。
7. エアコンの風向は「水平」に!
暖かい空気は部屋の上の方に溜まるのと、人のいる部屋の下側を先に冷やしたいことから、風向を下や斜め下に向ける方が多いと思いますが、消費電力の点からは、エアコンの風向は「水平」が正解です。
部屋の下の方から冷やしてしまうと、エアコンのある部屋の上部はずっと暑いままなので、エアコンはなかなか室温が下がらないと勘違いして必要以上に冷やしてしまいます。
すぐに冷たい空気を浴びたいのなら、扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気をかき混ぜるのも効果的です。
また、離れたところに冷風を届けたい場合も、エアコンの温度を下げるよりは扇風機などで風を送ったほうが省エネになります。
8. 切る時間が30分程度なら、つけっぱなしの方が省エネ
実際に検証した実験では、日中は、エアコンを切る時間が30分程度(夜間は18分程度)ならエアコンをつけっぱなしにした方が省エネになる結果が出ています。
これは、繰り返し温まった空気を冷やしなおすよりは一定の温度を維持する方が少ない電力で済むため。
厳密な条件下での比較ではないため、住環境や気温などによって結果が変わる可能性がありますが、参考にしてください。
9. 帰宅したら、まず換気して熱を逃がしてからエアコンをかけましょう
外から帰ってきて、部屋の中の空気が外よりも暑いと感じたときは、まずは窓を開けて部屋の換気を行いましょう。
猛烈な熱気を部屋の外に逃がすことで、エアコンをかけるときに無駄な電気を使わず、すばやく効率的に部屋を冷やすことができます。
換気の際は、互いに部屋の反対側にある2カ所の窓を開けることで空気が流れやすくなり、効率的に熱を出すことができます。
10. 太陽の熱を室内に入れないようにしましょう。
効率よく部屋を冷やし、温度が上がるのを防ぐには太陽の熱を遮断することが大切です。
以下のような工夫で太陽の熱を室内に入れないようにしましょう。
窓ガラスに熱線カットフィルムを貼る。
カーテンやブラインドで日差しをさえぎる。カーテンやブラインドは日差しを反射する白い色がベターです。黒などの場合はかえって熱くなってしまいます。
窓の外にすだれやよしずを使って遮光しましょう。ヘチマやゴーヤーなどで作った緑のカーテンも効果的です。
いかがでしょうか?やれるところから始めて、快適さを犠牲にせずに節約していきましょう。
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